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今、国会中継をやっていますね。国会運営の大事な役割を果たしているのが速記の仕事です。

日本の速記の始まりは、江戸時代だそうですね。それ以降、西洋文明を積極的に導入した明治維新期には、西洋速記を日本語にあてはめる試みが多く行われたそうです。そして1875年には、松島剛や畠山義成が日本語速記法の整備に着手。1881年に「明治23年ヲ期シテ国会を開設スル旨」の詔勅が発表され、国会議事録記録の必要に気づき、多くの人によって速記法が考案されてきたのだとか。

1890年には帝国議会が開かれ、議会速記がさらに必要となる時代になったわけです。この時に議会速記の責任者は若林玵蔵。帝国議会の貴族院・衆議院が議事の進行などについて定めた貴族院規則、衆議院規則には「議事速記録ハ速記法ニ依リ議事ヲ記載ス」との規定が置かれ、議会開設直後の第一議会からの発言が速記記録されることになったわけです。

本当に日本語の速記にはいろいろな方式があります。

田鎖式、参議院式(養成所は2006年12月に閉鎖)、衆議院式 (2004年10月、訓練生の新規募集中止を決定)、熊崎式、中根式、超中根式、石村式、早稲田式、佐竹式、森田式など。。。

一時期は新聞社などマスコミで専門の人を入れていましたが、今は経費節減のためか、速記会社というのがあり、そこから必要に応じてマスコミや企業は速記者の派遣を依頼するというのが、普通になっています。だから、速記者の就職・転職は、速記会社が多いですね。他にも弁護士事務所というのもあります。

速記は、機械化の試みもありますが、やはり人が聞いて確認したものが一番信頼できると言うことで、速記者の需要は減ることはありません。1流の技術を身につけるといいですね。

また秘書になろうという人も、心得として速記の技術があるといいようです。秘書検定試験の中には特に入っていませんが、秘書検定2級で就職・転職するとき、速記の技術を持っていたら、強いかもしれませんね。
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